夜のオープンハウス 第三夜

なかなか続きの書けなかった
勝手に夜のオープンハウスシリーズ。
第三夜はリビングのデッキです。

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宵闇が迫り、昼のトーンが落ち着いた時間帯。
なんとなくライトアップしてみました。

完全に日が落ちてしまうと
ライトアップされた一部だけ明るい状態になってしまうので
個人的なオススメ時間帯はこれくらいです。

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室内の電気も消してしまうと
自宅なのにちょっと別な空間に変わってしまいます。
特に車通りが途切れ、すっと静かになったときは
山荘の空気に近い感じな気がします。

ふと思い立ったら、こんな時間を作れる家。
もうすぐ一年になりますが
まだまだ知らない楽しみ方がありそうです。

それでは良い夜を…
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# by hamahama77 | 2011-09-17 07:05 | お家

移りゆく風景、受け継がれる記憶(聖クララ修道院)

聖クララ修道院です。
伊礼さんのブログで見てからというもの
是非とも伺いたい場所の一つでした。

観光地ではありませんし
建築関係者でも何でもない一般人が訪問していいものか正直ギリギリまで悩みましたが
思い切ってシスターにお願いしたところ快く受け入れていただけて感謝です…

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しかし築50年とは思えない雰囲気の建物です。
修道院の入り口から中庭を眺めつつ、
ぐるっと回って聖堂に入ると柱のない大空間…。

斜面に開けたステンドグラスから陽光が、と思いきや
北側に面してるようで穏やかな雰囲気でした。
中庭側でも採光をしてる様子で
両方に視界が抜けるのが気持ちよい。
広いけれど落ち着く空間でした。

素材は想像より新しい感じだったので
最近改修したのかなとも思わせる感じです。
50年改修なしは当然無理ですよね…


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ステンドグラスを通して見える風景はどんなかというと
左手に山があり、眼下には街並みが一望できました。
街のシンボルにもなっている建物ですし
とても見通しの良い風景…なのですが
斎場御嶽と同じく何かが足りない感覚がありました。

設計上、きっとここの風景を切り取るために窓を開けたはずで
その理由の何か今の風景に欠けてる気がしてなりません…。

案内していただいたシスターに
昔はどんな風景だったんですかね?と聞いてみたところ

「建物ができた当時はすぐそこまで海が来ていてね、ほらあそこのビルまで全部海だったのですよ」

ああ、すごく納得…
シスターの言葉通りに昔の海岸線を頭に思い描いてみると
山と街と海のバランスがものすごくよい感じ。

建物も変わるけれど風景も変わってしまうもので
当時の意図や雰囲気が変わってしまうと
本来の場の空気が弱くなってしまう。
空間は建築など単体で場は成り立たず
色々な意図が重なり合って場となり得ている。
もしこの建物が失われてしまうと
街からの風景が変わり、
ぽっかりと穴が空いてしまうのでしょう。

なるべく変わらずにいて欲しい。
けど変わっていくのは止められない。
でも誰かにその記憶や記録を渡すことで
原風景は受け継がれていく。

自分も記憶を受け継ぐ一人になったことに
思いもしなかった感慨を受けました…


50年前の風景を心に留めて
ゆっくりした時間を過ごさせていただきました。
思い切ってお願いして本当によかったです。
ありがとうございました。
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# by hamahama77 | 2011-09-14 07:13 |

神の住まう場、繋がる場 (斎場御嶽)

沖縄が異国のように感じる大きな理由の一つとしては
神話が違ってるからだと個人的に感じてました。

世界遺産になっている斎場御嶽。
そこの説明を読むと、御嶽というのは
海の向こうにいるニライカナイの神と
会話をするための場であり
そのやりとりは巫女が行うとのこと…
神社仏閣とか祠とか好きな質には堪らない場所のようです。

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しかしながらその場に身をおいても
何か場に足りないように感じてしまいました…

すでに観光地化されていても
場の成り立ちを感じる場所は多いです。
なぜ斎場御嶽でそれを感じられなかったのか。
理由があるはずなのに気づけない…
どうもすっきりしません。

斎場御嶽の説明を思い起こしてみると
神とやり取りをする場であって
神がそこにいる訳ではないとも解釈できます…
つまり神事があって始めて成り立つ場ということなんでしょうか。

本土では、神社に行けば神はそこにいて
一方的ではあっても身近に感じることができます。
(実際は映し身みたいな扱いらしいですが)

沖縄の御嶽はほとんど自然に近い状態で
神が降りるための標識としての石はありますが
祠や御神体などもありません。
ただ場があるという印象でした。

うーん、しかし人間の思い込みによる印象操作は侮れないけど
そんな観念的なレベルでそこまで印象が変わるはずがない(汗)
視覚的な違和感があるからこそ
なんか違うという感想になるわけで…

御嶽というのはそういうものだよ、と沖縄の人に言われれば
納得できるのかもしれません。
違和感が大きかったのは御嶽だけなので
余計に気になってしまいます。

旅行の記事なのに
我ながら何を悩んでるんでしょうか…(汗)
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# by hamahama77 | 2011-09-02 21:23 |

青の世界 (沖縄美ら海水族館とあざまサンビーチ)

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沖縄美ら海水族館の巨大水槽です。
隣接するカフェでお茶しながら
ぽーっと眺めてましたが全然飽きません。
そんな訳で、特等席である水槽前の席は争奪戦が繰り広げられており
席を立とうとしたら駆け寄ってくる人がワラワラと(笑)

でも気持ちはよく分かります。
あれは間近で見る価値ありです。

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目の前をゆっくりと泳ぐジンベイザメ…
娘に「へんなかお」と命名されたエイ、
席の近くから離れようとしないタイ?
癒されるという表現が妥当なのか分かりませんが
自宅近くにあったら年間パスを購入してしまうくらいお気に入り。
噂にたがわぬ水族館でした。


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そうそう、水族館もよかったけれど、
やはり沖縄、海の美しさは特筆すべきですね。
嫁さんが合計30回
「海がきれい〜」と言うくらいい綺麗な海…(笑)
なんであんなに青いんでしょうか…

水族館近くのエメラルドビーチで海水浴したにも関わらず
子供の熱烈要望により
東海岸のあざまサンビーチも行くことに…
あざまサンビーチの方は
まさに沖縄の海!というイメージそのまま。
本当に透明度が高くて
首まで浸かっても底がはっきり見えるんです。
いままで見た海とは全然違いました。
またこのビーチは人も少なめなので、
プライベートビーチかってくらいのカットが撮れてしまいます。
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あまり泳げないので海水浴に行かない私でも
また行きたくなる大満足なビーチでした。
というか他の海に行けなくなります。

また来いというのか沖縄よ!
そんな時間も金もないんだ!(笑)
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# by hamahama77 | 2011-09-01 22:08 |

沖縄の記憶

そうだ、沖縄へ行こう。

思い立ったのは7月半ば、
予定は超ハイシーズンのお盆…(そこしか休めないので)

誰もが無理じゃない?と言う中、
ホテル、レンタカー、新幹線、
そして飛行機と一気に抑えて
無事に沖縄に到着しました。
慣れの成せる技ですね。
このときばかりは出張の多い仕事に感謝です…

実は、人生初の沖縄です。
なかなか長期休暇も取れないし
子供も小さかったので諦めていたのですが
家の設計を伊礼さんにお願いしてしまったからには
沖縄は行かねばならぬ土地になってしまいました(笑)

定番コースを巡りつつも
自分たちらしいところへも
行きたいなあと模索した結果…

まずは那覇空港から北上しつつ
残波岬、万座毛、エメラルドビーチ、フクギ並木いう定番どころ。

翌日は美ら海水族館を堪能後、
南下して中村家住宅、中城城。

三日目は更に南下して、
斎場御嶽、ニライカナイ橋、あざまサンビーチ、聖クララ修道院、首里城、そして沖縄の作家もの雑貨屋巡り。

子連れでかなりのハードスケジュールでしたが
みんな頑張りました!(運転手の自分も含む)


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いろいろと巡ってみて感じたこととしては…

その土地の原風景ってのは
初めての土地でもなんとなく分かるもんだな、ということ。

いまでも沖縄の自然や建造物の美しさは十分過ぎるほどだけど
観光地化する前の沖縄は
こんなもんじゃなかったんだろうな、ということ。

ちゃんと作られた料理は
どんな料理であろうと
美味しいものだということ。

他もいろいろと…楽しくもありましたが
感じるものが多い旅でした。
それぞれについては、また個別に書き残していきたいと思います。

いくつもの場所を巡りながら
とりとめのない思いを巡らしながら
非日常な時間と土地に居ながら
日常が重なっては消えていく。
巡り巡ってまた巡る。
結局は何も答えも出ずにフリダシに戻る。
でもその過程がなにより喜ばしい…

最近はあまり旅行していませんでしたので忘れていましたが
旅行の本質ってこういうものでしたっけ。

とても、いい旅でした。
また旅に出たくなります。

次はふらっと北海道とかいいですね。
一人分ならマイル溜まってるし(毒)
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# by hamahama77 | 2011-08-31 02:01 |